建物が好きです。
新しいモノも、ちょっと古いモノも、とても古いモノも。
金沢市のひがし茶屋街です。
古い街並みですが、古街としては、1800年代初頭に作られ始め、意外と新しい部類に入ると思います。
しかし、なぜか、日本人であれば誰もが懐かしい、と感じるのではないでしょうか。
そんな、ひがし茶屋街の中で、際立って懐かしい建物があります。
お茶屋 志摩です。
うす暗い中に、ホノカな灯がアヤシク照らしたのは、部屋なのか、当時の時代なのか。
賑わい始める夕暮れを前に、この箱庭を眺めるヒトは何を想っていたのでしょう。
直線でありながら、多層的な空間は、小さいながらも、広がりのある空間と感じました。
見て頂いた皆さん、ありがとうございました。