PCが得意と誤解した50代の僕の日記

50代の僕の日記、備忘録です。

建築のこと。東京その3。

建物が好きです。

 

新しいモノも、ちょっと古いモノも、とても古いモノも。

 

上野恩寵公園 東京国立博物館 法隆寺宝物館です。

本館より、少しだけ離れた場所に、人々に見つからないよう、木々の中に隠れる様に、そこにありました。

 

最も長い歴史を持つ博物館の中では、比較的新しい建物です。

近代の鉄とガラスとコンクリート、近代の建物を構成する素材で、古からの日本の静寂さが表現されている様です。

入口からすぐに吹抜けのエントランスになります。

装飾性のない空間ですが、日本のモダニズムが表現されていました。

 

明るいエントランスを過ぎると、劇場で舞台が暗転するように暗い通路が現れます。

その先には、天からの光が射しているような、明るい階段に、静かで神秘的な異空間を感じました。

 

展示室には、法隆寺の貴重な宝物が、静かに並んでいます。

そこは異世界とも感じさせる、静寂と古の美のみが存在していました。

 

見て頂いた皆さん、ありがとうございました。